℃-uteゲキハロ千秋楽

17日(実質的には公開ゲネプロがあった16日)から京橋のル・テアトル銀座で上演された劇団ゲキハロ第6回公演「あたるも八卦!?」(今回は℃-ute主演)も、早いもので岡井千聖さんの15歳誕生日でもある今日の昼公演で千秋楽を迎えました。というわけで、今日は千秋楽・昼公演の観覧のためハロショ渋谷経由で京橋に向かいました。今回のゲキハロ観覧はこの1公演のみ。


℃-uteゲキハロといって思い出すのは、なんといっても2年前の「寝る子はキュート」。これは多くの℃-uteヲタにとっては今なお「名作」と語り継がれるほどの作品でしたが、個人的にも「寝る子はキュート」が℃-ute自体と各メンバーの推し方にも大きな影響を与えました。

自分は元来、舞台やミュージカル等は推しメンをじっくり鑑賞する絶好の機会ととらえています。「寝る子はキュート」上演当時℃-uteの中で個別に推していたのは鈴木愛理さんだけだったので、当然のように愛理をメインに鑑賞しましたが、実はこの時に役柄上「ノリマツ」こと愛理と一緒の機会が非常に多かった「イシゾー」こと有原栞菜さんも愛理と同じくらいじっくりと見ていました。で、それから4ヶ月も経った℃-uteのライブ中に突如栞菜に対して推しの感情がわき、今に至っています。つまり、自分にとってゲキハロは栞菜ヲタとしての原点とも言うべき場所です。

その栞菜推しの原点であるゲキハロの最新作に肝心の栞菜が出演しないというのは、ある意味℃-ute紺の欠席以上に残念なことです。特に「寝る子はキュート」で女優としての栞菜の今後にもちょっと期待していたので尚更。そんなわけで、栞菜が出ないとわかった段階でゲキハロ最新作の観覧を大幅に絞り込み、結局確保したのは今日の朝昼2公演のみ。しかも「AB℃」の結果を受けて朝公演の観覧も回避し、最終的に千秋楽の昼公演のみとなりました。

そして、何度も書いているように栞菜のいない℃-uteの現場に行くことに限界を感じたので、自分にとって栞菜のいない℃-ute単独の現場は今日のゲキハロが最後。栞菜が復帰して「正常な状態の」℃-uteに戻るまで、愛理を含む6名とはしばしのお別れとなります。


さて、話を「あたるも八卦!?」に戻すと、今日の観覧は14:30開場/15:00開演の昼公演のみになったので、地元で昼食をとった後、ハロショ渋谷経由で京橋に向かいました。ハロショ渋谷での混雑を予想して気持ち早めに家を出たら、結局大して時間がかからずにハロショを後に。その結果、会場前には朝公演中に着いてしまいました。あいにく矢島舞美さんのせいで(爆)雨だったので銀ブラもできやしない(爆)

今日もいつものように開場直後に客席入り。但しいつもと違ってグッズは全回避(栞菜のいない℃-uteを認めたくないので)。FC枠落選でオデッセー先行での確保となったので、席は最後列の中央ブロック。そのため上演中は久々に双眼鏡がフル稼働で「野鳥の会」状態に。周囲を見回すと、やはりちっさーヲタの比率が通常よりかなり高めでした。まるでキューティーランド大阪公演(栞菜の15歳聖誕祭)を見るかのような感じ。


以下ネタバレ部分等は一応「続きを読む」以降にします。

「NO KANNA, NO ℃-ute.」




上のほうで「自分は舞台等では推しメンをじっくり鑑賞する」と書きましたが、肝心の栞菜がいない今回のゲキハロでは、いつもと違って特定メン中心ではなく割と均等に鑑賞しました。本来であれば、栞菜のいない現状では一応今も推しメンの愛理を中心にみるべきところでしたが、栞菜が一推しのまま休みに入ってしまった現状ではもう℃-uteの枠内で愛理を今までのように推すことができないので、あえてフラットな観劇に踏み切りました。


ここから、実際に「あたるも八卦!?」を通して観覧して思ったこと等を色々と書いてみます。

まず、今回も前作「携帯小説家」と同じ散歩道楽に属する方が演出を手がけ、前作にも出た方が多数出ています。(出演してない栞菜を除く)6名の人物設定をみると前作以上に普段のキャラに近い設定になっているので、逆に演技の内容等に「薄さ」を感じてしまいます。また内容的にも℃-ute以外の出演者(特に女先生)がメインの場面が多く、途中からは「今回の主役は絶対℃-uteじゃなくて女先生だろ!」と思ってしまいました(苦笑)

まあ、℃-uteメンバーが他にも色々と抱えていることを考えると仕方のない点もありますが、こういう内容の薄い舞台(特に「寝る子はキュート」と比べると尚更)を見せられると、そろそろ℃-uteにも「Berryz工房 VS Berryz工房」みたいな割り切りが必要かな?と思ってしまいます。仮にこの場に栞菜がいたらどうなったか、ちょっと予想できません。

各メンバー個別にみると、個人的にいいなと思ったのはちっさー中島早貴さんの二人。この二人はいい味を出してます。逆に舞美と愛理のいわゆる「2トップ」には、更なるステップアップのためには現状で満足されては困ります。


さて、「あたるも八卦!?」も自分が観覧した今日の昼公演で千秋楽ということで、上演後の舞台挨拶も通常よりかなり長く時間がとられました。実はハロプロ絡みの舞台等の千秋楽を自分が鑑賞するのは非常に珍しいことです(千秋楽へのこだわりがあまりないので)。

まず、ソロでの挨拶は今日が誕生日なちっさーあいざわ元気さんの前口上には実妹岡井明日菜さんのことまで入っていて客席大盛り上がり。ちっさーの挨拶はちっさーらしくとてもグダグダな(爆)内容になりました。

そして「暑中お見舞い申し上げます」「SHINES」の2曲を披露した後、今度は全員集合で舞台挨拶。それぞれ関係の深い共演者から6名に花束が渡され、ここで早速なっきぃが涙。次のちっさーは持ちこたえましたが、泣きには強そうなイメージがある萩原舞さんが涙を流すと、次の梅田えりかさんはついに号泣してしまい、なっきぃが舞台裏からティッシュ持参という状態に。涙の連鎖は愛理・舞美と続き、しまいにはちっさーまで泣いてしまいました。仮にこの場に栞菜がいたとしたら、間違いなく真っ先に泣くのは栞菜だろうなと思いました。

ちなみに「暑中お見舞い申し上げます」「SHINES」の2曲では、双眼鏡を使った場面ではほぼちっさーにロックオン状態でした。やっぱり今日が誕生日なので通常とは違った感情をちっさーに抱きました。そして実際にちっさーをじっくり見て「ぜひちっさーのビキニ姿も見たい」と思ってしまいました(爆)


これで栞菜のいない℃-ute単独現場への参戦は終了。27日のキューティーランド3横浜公演(3回目のチケを確保)については、当日予定されている休日出勤が早く終わり、かつ栞菜もイベントに出ていることが確認された場合のみ参戦予定なので、現実的には参戦の可能性は非常に低いと思います。さて、自分が栞菜に再び会えるのはいつになるのだろう?

「NO KANNA, NO ℃-ute.」