G-Emotion FINAL 〜for you〜(4日)

早いもので、後藤真希さんの活動休止前最後の単独ライブ「G-Emotion FINAL 〜for you〜」2公演が幕張イベントホールで開催されてから、今日で1週間が経ってしまいました。この1週間、色々とあってなかなか当日の模様を文章にまとめることができませんでしたが、このままズルズルと書かないのもアレなので、意を決して書くことにしました。


アップフロントとしてのごっちんの単独ライブが最後に開催されたのは、2007年のライブツアー「G-Emotion II 〜How to use SEXY〜」のファイナルとして10/28に行われた大宮ソニックシティ公演。この公演中にごっちんハロプロ卒業が発表され、その後事務所とレコード会社がともにアップフロントからエイベックスに移籍。アップフロント時代と同様、エイベックスに移っても周囲に色々なことが起きた結果、ごっちんの芸能活動休止が発表されました。そしてエイベックス移籍後初、4年ぶりの単独ライブを決行。

自分がハロヲタになった原点は「LOVEマシーン」で華々しくデビューしたごっちん。その後も娘。でソロでとごっちんを応援してきましたが、ごっちん単独ライブへの参戦は2007年9月23日(ごっちん22歳誕生日)のパシフィコ横浜・国立大ホール公演が最後。後で振り返るとハロプロとしての後藤真希のライブツアーは「G-Emotion II」が最後かなとは思いましたが、残念ながら当時ごっちんへの思いが薄れかけていたので大宮に行くことができませんでした。

そんな中で今回、ごっちんの単独ライブが久々に行われるということで、自分もメルマガに登録して昼夜とも参加権を確保。更に10月のドリームモーニング娘。中野サンプラザ夜公演にてサプライズ的に(辻希美さんともども)ごっちんもステージに登場して更に熱くなりました。ごっちんは友好的に移籍したので時々アップフロント系のライブに花も出していましたが、こんな形で不意に、4年ぶりの生ごっちんを味わえるなんて! もちろん、ごっちんの最新アルバムを購入して「予習」してライブに臨んだのは言うまでもありません。

ちなみにライブの前々日になって、現在の一推し(バレバレだがあえて名を伏せる:爆)からラジオ公開生放送のお誘いがありましたが、いくら現一推しからのお誘いでも、さすがにごっちんの久々にして最後のライブを捨てることはできませんでした。


そしてライブ当日。自宅から幕張イベントホールまでは1時間半以上かかりますが、予想以上に買うべきグッズが多そうだったので、結局昼公演の開場から2時間半以上前に現着。この時点でグッズ列には100名ほどが並び、その後もグッズ列が長くなる一方。グッズ列の顔ぶれをみると普段は他の現場で遭遇する方々も少なくなく、いわばごまヲタの「同窓会」みたいな感じ。早く並んだ甲斐があってか、希望のグッズは無事全部購入。更にライブDVDの予約も完了。

自分がヲタ活動で幕張メッセに足を運んだのは、2004年6月の娘。シングル「浪漫 〜MY DEAR BOY〜」発売記念イベント及び「モーニング娘。文化祭2004」以来、実に7年半ぶり。ちなみにこの時は同じ幕張メッセで「ハロプロエッグオーディション2004」も開催されており、現一推しをはじめ後の推し系が多数受けています。当時11歳だった現一推しも現在18歳。そのオーディションの合格者が全員ハロプロエッグを離れ、更に「ハロプロエッグ」の名称も先頃正式に消え、改めて7年半という年月を感じさせます。


そして、ついに4年ぶりのごっちん単独ライブの客席に入りました。入口にはエイベックス関係者や放送局・出版社等に混ざり、かつてごっちんをプロデュースしたつんく♂や、かつての同僚や先輩や後輩でもあるドリムス。と娘。からも花が届き、改めてアップフロント時代からの「絆」を感じさせました。

当日の座席は、昼がアリーナ席後方左サイドで、夜が昼の席に近い2階スタンド席の立ち最前。メインステージは遠いですが、アリーナ中央にサブステージがあり、メインステージと花道で結ばれていたので、サブステージはそんなに遠くなかったです。

自分が「ヲタT」を着用し始めたのは、生誕や卒業等を除くと2007年後半からなので、実はごま紺ではヲタT未経験。従って当日買ったグッズの中に一応Tシャツとタオルも入れましたが、正直エイベックスの曲で汗をいっぱいかくほどガンガン盛り上がるとは考えにくく、いくら「G-Emotion」というツアータイトルがアップフロント時代からの引き継ぎとはいえアップフロント時代の曲が入ることも期待できなかったので、昼公演は買ったTシャツを着ずに様子を見ることに。


以下、更に長くなりそうなので「続きを読む」以降にします。




直前にアップフロント時代と同じQueenの曲がかかった後、いよいよライブ本番に突入。やはりエイベックス移籍後の曲ばかりでライブで聴くのも初めてだったし、ごま紺自体も4年ぶりだったので、バラードから入った最初はちょっと戸惑いましたが、その後はエイベックス流にアレンジされて進化した「G-Emotion」を徐々に楽しみながら体感していきました。何度もサブステージに来てくれたし、着替え中で本人がいなくても色々な仕掛けがあるので、逆に休むスキもありません。

そして中盤になって「ガラスのパンプス」が流れた時に場内がどよめきました。アレンジがだいぶ変わったとはいえ、ここでアップフロント時代の曲も使われるとは思いませんでした。

更にステージが進むと、エイベックスのアリーナライブでよく出てくる「山車」にごっちんが乗り込み、周囲の観客に何か(後でサイン入りボールと判明)を投げ入れながらアリーナ外周を回り始めました。そして半周回ったところでごっちんが山車を降り、調整用ブースのすぐ後ろにある黒い台の上に登場。その直後に予想外の音楽が流れました。

そう、ここで懐かしの「スクランブル」のイントロが流れ始め、自分も含め多くの新旧ごまヲタの中で何かのスイッチが入りました。しかも「ガラスのパンプス」と違い、ワンコーラスだけとはいえ原曲通りのアレンジだったので、この間はまるでアップフロント時代にタイムスリップしたかのような光景が展開されました(爆)

その後もMCなしにノンストップでライブが続き、アンコールに突入。結局、最初のMCはアンコール直後に1曲披露した後。しかもMCでは普段あまり多くを語らずクールなごっちんが、この時ばかりは自らの思いを熱く語り始め、ごっちんにしては長時間のMCに。


こうして約2時間20分の昼公演は終了しましたが、昼公演で追い出し曲として使われたのは、よりによって「スクランブル」。ライブ本編の状況を考えると、この曲がかかって新旧ごまヲタが黙って客席を出て行くわけないでしょ(爆)

エイベックス移籍後初、4年ぶりの単独ライブだけあって、4年分のごっちんの「熱い思い」が強く出た内容になっていたと思います。そしてエイベックスの曲だけでなく、アップフロント時代の曲も披露してくれて、ごっちんの過去と現在そして未来を体感できる内容だと思います。正直、このクオリティを見せつけられると、果たして活動休止明け後のごっちんが再び今回以上のライブをできるのだろうかと逆に心配すらしてしまうほど。既に昼公演の時点で「今日ここに来て本当によかった!」と強く感じました。



(以下後ほど)