「A」

一方、予想外の結果になったのは人気キャスター、久米宏(60)が約1年ぶりにテレビ復帰した日テレ系情報番組「A」(日曜午後7時58分)。初回は9.3%、その後は8%台で、同時間帯では最下位という体たらく。同局の氏家斉一郎会長も「もうちょっと高く出るかなと思っていた」と会見で漏らしたほどだ。

 同番組は海外との同時中継が売り物だが、共演の松浦亜弥(18)が忙しいせいか録画放送。初回では中国の反日デモにまったく触れず、「情報番組」の名が泣くハメに。

20年前に大ヒットし、後の「ニュースステーション」(テレ朝系)の原点ともなった「TVスクランブル」とほぼ同じ枠(日テレ系日曜20時)で、鳴り物入りで始まった「A」。ところが、肝心の視聴率が番組開始以来ずっと一桁という有様です。


この番組にはあややもレギュラーで出演していますが、ZAKZAK夕刊フジは上記の通り、不振の原因の一つに「あややの多忙」があるかのような書き方をしています。「TVスクランブル」は日曜夜の生放送でしたが、あややは日曜夜にライブを行うことが多いので、あややがレギュラーでいる限り「A」の生放送は確かに期待薄ともいえます。

また、「A」にはお笑い芸人も多数出ていますが、全員まとめても「TVスクランブル」のレギュラーだった故・横山やすしさんの強烈な個性には到底及びません。やすし師匠をゴールデンタイムの生放送で起用すること自体が非常に思い切ったことなのに(爆) そのやすし師匠と丁々発止を繰り広げた久米宏さんはさすがだと思いました。

大体、「A」のレギュラーの中に裏のNHK大河ドラマ義経」出演者が3人(夏木マリさん、オセロ(2人とも))もいるのもどうかと思うし、番組内容自体もわざわざインターネットを使う必要性があるとは思えません。


まあ、自分も初回の放送を見て「TVスクランブル」との大きな乖離に失望したので、今の放送内容が続く限り「A」を見ることはほとんどないと思います。昨日も結局ずっと裏のテレ朝(楽天×巨人戦)を見てました。久米さんもずいぶん年をとったものですね(苦笑)