アリスイン再演に栞菜(22日)

今月の栞菜(有原栞菜)さんは、7日〜11日に新宿・シアターサンモールにて舞台「落下ガール」に出演、また昨日は品川・六行会ホールにて舞台「アリスインデッドリースクール オルタナティブ」に日替わりゲストとして出演しました。

「落下ガール」は2011年2月に上演された同名作品の再演、「〜オルタナティブ」は2010年10月に上演された「アリスインデッドリースクール」の再演。この2作品は「栞菜」としての活動再開後に出演した最初の2作品でもあり、いわば今月の栞菜舞台は2年余りの女優・栞菜としての「成長」を確認する場でもありました。

今回の「アリスインデッドリースクール」については、栞菜は全キャスト中唯一、初演と再演で全く同じ役(女性自衛官・竹内珠子役)を演じたので、特にこの傾向が強かったです。しかも劇場が初演時と同じ六行会ホール、栞菜の出演日も同じ金曜日であり、更にかつて所属していた℃-uteの舞台が真裏に被るという、2年半の時を経て色々と共通点も多い舞台でした。

昨日は午後に休みをとって会社から直行し、昼夜2公演とも最前・A列の全く同じ席で観劇。初演と違い、客は1,000円引きだった昼のほうが多くて8〜9割くらい、夜は7〜8割くらいでした。そして、ステージ上に組まれたセットを見ると、初演時の記憶がよみがえってきます。

「〜オルタナティブ」のストーリー展開は基本的には「アリスインデッドリースクール」と同じですが、役がいくつか増えているので、その関係で細部では違いがあります。「〜オルタナティブ」の主演はなあ坊豆腐@那奈さんと前田希美さんの2トップ。物語上の主役は漫才コンビのボケ役・まえのんの方で、那奈はツッコミ役。この二人と元アイドリング!!!で特別出演の加藤沙耶香さん、それに栞菜を含む日替わりゲストの計4名が今回のメイン格となります。


珠子役は初演も上がカーキ色のタンクトップと全役柄中突出して露出度が高かったですが、今回の再演も上は黒のタンクトップとやはり露出度が高め(但し今回は幹部自衛官としての別バージョンの衣装もある)。従って、今回もやはり栞菜のボディラインが強調されていました。初演時にはタンクトップの下に巻いていたチューブトップもないので、胸の大きさと形がくっきり出ていました。栞菜の胸は大きくないですが、ツンと張った生意気な形が個人的にそそります(爆)

今回の髪型はオールバックにして髪を束ねて流しているので、役に求められている凜々しさが一層強め。元々男性的な顔立ちと合わさって「かっこよさ」が強く出ていました。

演技自体も初演時は「栞菜」としての初舞台(演技自体も2008年秋のゲキハロ携帯小説家」以来)ということで緊張感が見え隠れして余裕がなく、普段のキャラと大きく違うこともありだいぶ苦労していた様子でしたが、今回の再演ではそんなことを全く感じさせず、適度な緊張感をもって内心楽しみながら役を演じていました。2年半の間に栞菜も色々と演技面で場数を踏んだので、今回の再演では経験の浅い他のキャストを見守る余裕もできていました。つまり、栞菜の「成長」が十分確認できた一日だったと思います。

ここで栞菜以外のキャストに触れると、まずまえのんは元々顔と名前は十分知っていたし女優経験も豊富なことは分かっていましたが、強烈なボケ役を見事に演じきったのには驚きました。正直、まえのんがここまでコメディエンヌぶりを見せつけるとは思いませんでした。前作の同役・愛衣さんも初舞台とは思えない堂々たる演技ぶりでしたが、今回のまえのんはそれ以上のインパクトがありました。ちなみに、実はまえのんと栞菜は生年月日も1日違いです(栞菜が先に生まれた)。

もう一人とりあげたいのは、栞菜以外では唯一、初演と再演の両方に出演している高橋明日香さん。今回は初演にはなかった役を演じましたが、初演の役のイメージが思い出せないくらいの怪演ぶりにはだいぶ引き込まれました。確かにあすぴーは舞台経験が豊富なのでこれくらいできても不思議ではありませんが。そして、実年齢(今年10月で26歳になる)を全く感じさせない可愛らしさにも驚かされました(爆)

昨日はキャストの一人・斎藤亜美さん(EテレRの法則」レギュラー:愛称アリス)が18歳誕生日ということで、昼公演終演後のカーテンコールでサプライズ的にHappy Birthdayを歌ってお祝いしました。アリスが演じたのは、初演では小池彩夢(現:彩夢)さんが演じた水貴役。役柄上はツンデレなので基本的に気が強い役を演じましたが、このサプライズには「目から汗が出た」そうです。


さて、今回の舞台はアリスインプロジェクトの公演(この舞台の初演がプロジェクト第1作でもある)なので、終演後にキャスト出演のサイン&握手会があります。初演時はハロ系とは余りに違うサービスレベルに正直カルチャーショックものでしたが、栞菜舞台に足を運ぶうちに徐々に慣れてきました。衣装は全員舞台衣装で、栞菜は2種類の内、いかにも幹部候補生的な制服姿で登場。こちらの衣装は余計にかっこよさが目立ちます。

今回もグッズ2,000円購入毎にサイン&握手券1枚配布。初演では販売されなかった栞菜の舞台衣装版ソロ写真セットも今回の再演では販売されたので、パンフレット等と合わせて4枚入手。このうち栞菜で昼夜1枚ずつ使い、残りは昼が「戦国降臨GIRL」で栞菜と共演した斉藤雅子さん(準日テレジェニック2011)、夜が「ラストホリディ」で栞菜と共演した稲森美優さん(準日テレジェニック2012)で使用。

実は先日の「落下ガール」再演で栞菜にとあるDVDをプレゼントしましたが(但しこの時は手渡しでない)、案の定?栞菜はそのDVDをまだ見てないことが判明(爆) ちなみに現時点で詳細は割愛しますが、そのDVDには栞菜もご存じの方が何人か出ています。夜の握手会ではそのDVDを後で見るとおっしゃってました。これが栞菜との今年初握手でもありますが、やっぱり現一推しの前ではまだまだ緊張してなかなか思ったことが言えません。なお、初演時は「栞菜」としての活動再開後初舞台ということでとんでもない長蛇の列が栞菜の前にできましたが、さすがに2年半も舞台中心に活動を続けていると、落ち着いた状況になっています。


前述のとおり、昼はまぁこ、夜はいにゃといずれも栞菜と親しそうな方を狙って並びました。この二人とはともに初握手。まぁこは栞菜と同い年ですが、小柄等ということもあり栞菜と並ぶと幼く感じます。一方のいにゃとは、いにゃが栞菜を「ワガママ唐揚げマン」と呼んでいるところから入りました。いにゃは栞菜より5つも年上なのに、栞菜の要求(ワガママ?)に応えて多少遠回りしてセブンイレブンで唐揚げを買ってきたそうです(爆) 二人とも前回見た時とはかなりイメージの違う役でしたが、二人ともそれなりに経験を積んでいるだけに「らしさ」を出しつつ役を演じきっていました。なお、昼は栞菜がまぁこの肩を抱きかかえながら一緒に退出。

今回の終演後サイン&握手会で特に目立っていたのは、まえのん目当ての列。特に平日開催ゆえ1,000円安かった昼公演では大変なことになっていました。しかも、この手のアイドル舞台といえば(ハロ系もそうであるように)男性主体の客層ですが、まえのんの前に並ぶのは女性、それもJK・JCあたりが主体と明らかに異彩を放っていました。まえのんは「ピチレモン」のモデル(通称ピチモ)として長く活動していたので、その影響で今も女性ファンが多いようです。

ちなみに、那奈の列では2ショットチェキ撮影(1回2,000円)も同時に受け付けていたそうで、近くのスタンド花の前で那奈とヲタの撮影が何度も行われていました。