「ソナタ」>「ワルツ」

5.7% 5.2% 7.1%

この数字は、19日に日テレ系で放送されたドラマ「仔犬のワルツ」(野島伸司企画、安倍なつみ主演)の視聴率(ビデオリサーチ調べ)で、左から順に関東地区、関西地区、名古屋地区のものです。いずれも自己最低を更新。

この視聴率は「ゴールデンタイム失格」といっても過言ではありません。これは悪いと言われた日テレ系月曜22時台の旧ドラマ枠とほぼ同レベルの視聴率で、一部の昼ドラや夜ドラよりも視聴率が低いという有様です。千奈美に、同日夕方にフジテレビで放送された「メディア見たもん勝ち!ゼルマ」(柴田あゆみ出演)の視聴率は5.6%でした。

しかも、ワルツは「日本テレビ開局50周年企画」で、かつてヒットメーカーといわれた野島伸司氏を企画担当に迎え、主演に安倍なつみ、それでこの低視聴率では、色々な意味でしゃれになりません。まあ、あのドラマの内容では、よほど熱心なファンでもない限り途中で見なくなっても不思議はありませんが。

そんなワルツも今週26日で最終回。ここまで1人熱演してきたなっちに「有終の美」を飾らせたいものです。そして、この枠を引き継ぐ松浦亜弥主演「愛情イッポン!」の先行きもちょっと心配になってしまいます。


同じ19日に放送されたNHK総合の韓国ドラマ「冬のソナタ」の視聴率:

関東17.6%、関西20.3%

こちらはワルツと対照的に自己最高を更新しました。

同じ土曜日に放送された、似たような名前の対照的なドラマ。
かたや一大ブーム、かたや低視聴率・・・この差はどこから来たのだろう?