「9月10日は℃-uteの日」

℃-ute OFFICIAL BOOK 『 9月10日は℃-uteの日 』

明日と明後日に℃-ute単独として初の日本武道館公演(名義上は「℃-uteの日」前夜祭と本公演、実質的には秋ツアーの開幕2days)が開催されるあたり、その「℃-uteの日」に初のオフィシャルブック「9月10日は℃-uteの日」が発売されます。

「9月10日は℃-uteの日」はオフィシャルブックらしく℃-uteに関する色々な内容が盛り込まれていて、更に(なぜか)最新撮り下ろし水着ショットも掲載という贅沢な仕様。定価も「910円」というこだわりよう。少なくとも「Team ℃-ute」を名乗るのであれば当然持っておくべきと思います。

自分もかつて℃-uteを熱く応援していた時期があったので「9月10日は℃-uteの日」を購入しましたが、あいにく明日・明後日は仕事の都合で武道館には行けないし、「Team ℃-ute」じゃないのでワニブックス通販にも手を出せず。従って今回も普通に楽天ブックスで注文し、今日クロネコメール便で到着。


さて、同じハロー!プロジェクト・キッズを母体とするBerryz工房のデビューで取り残されたのを皮切りに、ここまでの℃-uteの道のりには様々な紆余曲折がありました。それを象徴するのが、Berryz工房と比べてメンバーの出入りが激しいこと。Berryz工房は結成から今に至るまで石村舞波さんが卒業したのみですが、℃-uteでは「℃-ute」の名前がついて半年余り経った後にハロプロエッグから有原栞菜(現:栞菜)さんの途中加入があり、メジャーデビュー直前に当時のエース格だった村上愛さんが脱退。メジャーデビューから2年後には栞菜の脱退と梅田えりかさんの卒業が相次ぎました。

従って、℃-uteの歴史を語る上で当然めぐ・栞菜・梅さんの存在を避けて通れないわけですが、今回はソロインタビューや座談会で3人について色々と語っています。まだ公式発売日前なので詳細は割愛しますが、ざっくりまとめると、インディーズ時代に鈴木愛理さんと2トップだっためぐは実質的にリーダー的存在として機能していて、栞菜と梅さんは℃-uteの二大ムードメーカーという感じ。

今回のインタビューでどのメンバーも一致して語っていたのは、その3人を失って5人組として再スタートした直後にリリースされた「SHOCK!」。この曲では愛理にしか歌割りがなく、他4人はバックダンサーとして「チャー隊」と揶揄される有様。あまりに愛理偏重が過ぎた曲にさすがの℃ヲタも動揺を隠せませんでしたが、当然のことながらメンバーにとっても「SHOCK!」だったようです。チャー隊の苦悩ぶりは当然ですが、一方の愛理もストレスで体調に異変を来していた上での1トップだったので、ある意味チャー隊以上の苦悩を感じていたようです。


ところで、普段の「℃-uteの日」に行われる様々なイベント等をつぶしてまで行われる明日と明後日の武道館公演、いったいどんな内容になるのでしょうか? 少なくとも「ハコが大きいだけで、単なるアルバムツアーの開幕公演」(しかも℃-uteの日の当日は開幕公演ですらない)ということにならないといいなあと、元℃ヲタとして感じます。

℃-ute OFFICIAL BOOK 『 9月10日は℃-uteの日 』

℃-ute OFFICIAL BOOK 『 9月10日は℃-uteの日 』