映画「時空警察ヴェッカーDNS」

栞菜(有原栞菜)さんが「アイリス」役として出演する映画「時空警察ヴェッカーDNS」(デッドリーナイトシェード)が今月から劇場公開されています。

栞菜の雄姿を大きなスクリーンで観られる貴重な機会なのでぜひ1回は映画館で鑑賞したいと思いましたが、最初に公開された渋谷アップリンク(昨年に栞菜主演の短編映画「lacrimal」を上映したところ)での上映期間(10〜14日)は公私ともに多忙で結局渋谷に立ち寄ることすらできず。昨日から全国のコロナワールド(本拠地は愛知県)で上映されているので、自宅から一番近い小田原コロナワールドに足を運んで昨日鑑賞しました。一番近いといってもドアツードアで1時間40分ほどと、映画本編の上映時間と同じくらいかかりますが(典型的な郊外型ロードサイド施設なので最寄り駅から徒歩で20分くらいかかる)。


今回の主演はAKB48チームK(現行)の中塚智実さんで、栞菜とは舞台でも共演歴あり。栞菜と前後に共演歴のある方々では他に乃下未帆さんや齊藤夢愛さん、更に映画撮影後に舞台で共演した山沖勇輝さんも出演しています。昨年の今頃に栞菜が出演した舞台「時空警察ヴェッカーχ ノエルサンドレ」と同様に「時空警察ヴェッカー」シリーズ10周年記念作品。

本来は10周年にあたる昨年中に劇場公開されているはずでしたが、撮影中に東日本大震災が発生したことで制作スケジュールが大幅に遅れ、上映予定だった一部のコロナワールド(仙台、泉)も被災する等の影響も大きく、今月やっと劇場公開にこぎつけました。

昨日の小田原の初日初回上映は16:50と遅めの時間帯。スクリーンの定員が約150に対し、この回の映画を鑑賞したのは自分も含め5名だけ。干され系とはいえ、一応「国民的アイドル」AKBの現役メンバーの主演(それも初主演)映画なのに。パンフレットも買いましたが、かなり薄いのに2,000円とコスパ悪し。しかも栞菜のプロフィールが京都府出身などと間違っているとか(他のキャストからコピペしたままになっている)。


このブログを読んでいる人で来月3日までに全国のコロナワールドで実際に映画を鑑賞する人は多分ほとんどいないと思いますが、DVD化も多分あると思うので映画の詳細にはあまり触れないでおきます。

栞菜が演じた「アイリス」は、未来から逃亡してきたバイオロイド「DOLL」の一人で、ガールズバーベラドンナ」でメイドとして働く人気店員。主役の時空刑事からみれば悪役の一人なので、正直出番は多くありません。確かに栞菜はかわいかったけど、そのメイド姿をもっと長く観てみたかったです。あと、個人的にはどうも前髪に違和感を覚えました(爆)

栞菜以外のDOLL役の出番も、ストーリーの流れを踏まえるとまああんな感じかな。中には開始早々に出番が終わったDOLL役もいるので、その推しはどう感じるかも気になるところ。あと、メインとして全編にわたり出演した山沖くんは多少3枚目なところも魅せたけど、全体的にはかっこよかったなと思いました。

時空刑事役の二人(中塚智実、松橋ほなみ)の演技は正直まだまだなところを感じましたが、主役(当初はW主演とされていたので)はしっかり張れたかと。二人のうち女優としての可能性がより高いのは、ほなみさんの方かな?