エッグ出身者合同紺(12日)

昨日はTHE ポッシボーアップアップガールズ(仮)のツーマンライブ昼夜2公演に参戦するため、ハロショを経由して終日渋谷のO-WESTに出かけていました。ちなみに昼公演が「THE ポッシボー VS アップアップガールズ(仮)」、夜公演が「アップアップガールズ(仮) VS THE ポッシボー」という名前でした。

ポッシボーアップアップガールズ(仮)も、もともとは同じハロプロエッグ出身。しかも佐藤綾乃さん(6期として2009年にエッグ加入)以外の11名は全員「ハロプロエッグオーディション2004」に合格したエッグ1期生。2006年にエッグ内ユニットとして結成され翌2007年にユニットごとエッグを修了したポッシボーに対し、あやのんを除く6名が最後までエッグ1期として残った末にあやのんを含む7名がエッグを修了して結成されたのが当時のアップフロントガールズ(仮)

同じエッグ出身でありながら途中から大きく異なる道を歩んでいったメンバーが、ポッシボーのエッグ修了以来久しぶりに同じステージに立つ。これはある意味、現在開催中のハロプロキッズ出身ユニット(あえて「ベリキュー」とは呼ばない)の合同紺に近い位置づけともいえます。

とはいえ、自分がポッシボーを直に見るのもエッグ時代の冬ハロ2007以来で、すぐに思い出せるのはインディーズデビュー曲の「ヤングDAYS!!」(曲自体好きなのでCDシングルも持っている)くらい。いわばライブの半分をアウェーでいかなければならなかったので多少不安もありましたが、この2組だけのライブもこれを逃すと「次」があるか微妙なので、当日先に予定を入れていたBuono!出演イベントを回避して、渋谷に参戦しました。


今回は各公演の終演後にユニット毎の握手会があり、各公演のチケット所持者がそれぞれのグッズやCD(ポッシボーのみ)等を一定金額以上買うと握手会参加券をもらえたので、自分もハロショ立ち寄り後に現地へ直行し、販売開始時刻直後にアップアップガールズ(仮)のグッズを購入して握手券を昼夜とも確保。ちなみにポッシボーにまで手が回らないのでポッシボー関連商品は何も買わず。

昨日は昼夜ともスタンディングだったので、番号が比較的よかった昼公演は右サイド前方にあった女性子供限定エリアのすぐ後ろに陣取り、番号が悪かった夜公演は結局後方やや右寄りに。周囲を見回すと、ヲタの数自体はアップアップガールズ(仮)のほうが多かったものの、ヲタの熱狂度では予想以上にポッシボーが上回っていました。


昼夜ともライブ本編の前に、K-POPユニット「TENSI LOVE」オープニングアクトとしてゲスト出演し「SHINE」を披露。実はTENSI LOVEは、アップアップガールズ(仮)の別の顔「UFZS」にオリジナル曲を提供することも明らかになっています(昨日のライブ本編でも「SHINE」を披露)。

そして、ライブ本編に突入。昼夜とも公演名通りの順番でユニット毎に曲を披露(昼はポッシボーが先、夜はアップアップガールズ(仮)が先)し、ユニット交代前後とアンコールで双方の全12名がステージ上に揃いました。既に5年余りのキャリアがあるポッシボーは当然全て持ち歌、一方まだオリジナル曲のないアップアップガールズ(仮)は過去のハロプロNGP!等の曲からチョイス。双方とも昼夜両方で披露した曲がメインでしたが、一部昼または夜のみの曲もありました。


ポッシボー部分の曲は、上でも書いたように「ヤングDAYS!!」以外ほとんど知らなかったわけですが、中には日テレ系「音の素」のテーマソングだった「やべ〜なべ〜な 圧力ベ〜ナ〜」のように聴いたことはある曲もありました。またポッシボーの曲を聴いていくうちに、そういえばポッシボーはかつて、結成当初からプロデュースを手がけるつんく♂の影響でやたらにご飯絡みの曲が多かったのを思い出しました。

ポッシボーを生で見るのも冬ハロ2007以来だったので、ポッシボー部分で誰を目標にするかが決まっていませんでした。そこにピッタリ嵌まったのが、アップアップガールズ(仮)を含む全12名で最年長(22歳)の「もろりん」こと諸塚香奈実さん。エッグ時代のポッシボーで個人的に多少興味があったのは岡田ロビン翔子さんくらいだったので、なぜ突然もろりんを目標に定めたのか、正直自分もよく分かりません。

そして、ポッシボーはもう6年目だけあって、これがアップアップガールズ(仮)の年長組(仙石みなみ古川小夏森咲樹)と同世代とは思えないくらいの色気を持ち合わせていたし、ユニットとしても確かに「熟成」の域に入っています。更にエッグ時代から5年以上もついてきた熱いポッシヲタもいます。メジャーデビュー当初と違って、すっかりコアなヲタ向けに特化した感じですが、そうはいってももろりん以外はまだ全員十代。ここは更にもうひとがんばりを願いたいとも思います。


一方のアップアップガールズ(仮)ではみーこを第一目標とし、みーこが遠くてあやのんが近い場合はあやのんメインで臨みました。そしたら、ポジション的に昼夜ともみーこよりもあやのんのほうが近い場面が多かったと思いました。アップアップガールズ(仮)で披露した曲は多かれ少なかれ自分も熱かったわけですが、特に「まっさらブルージーンズ」では昼夜とも自分の中で何かのスイッチが入りました。

まっさらブルージーンズ」といえば、あやのん以外の11名と同じエッグ1期だった有原栞菜さんが℃-uteに加入してから初のオリジナル曲であり(℃-uteのインディーズデビュー曲でもある)、栞菜ヲタとしては絶対に外せない曲。そして昨日は当時の栞菜のイメージカラーと同じ赤(みーこ)に身を包み、曲の最初からラスト前までは目の前にその赤いみーこ。更にラストでは「栞菜似」のあやのんが目の前に。

そういえば、3年半前のベリキュー合コンではキッズに混ざって一人だけエッグ1期(石村舞波さんのハロプロ卒業後にハロメン昇格)の栞菜が「異質な存在」でしたが、今回のVSライブではエッグ1期に混ざって一人だけエッグ6期(ポッシボーのエッグ修了後にエッグ加入)のあやのんが「異質な存在」ともいえます。仮にあやのんがアップアップガールズ(仮)にいなかったとしたら、今のキッズ合コンと同様に「ただの同窓会」で終わったことでしょう。それをただの同窓会にしかなったのが、当時の栞菜と同様に唯一バックグラウンドが違うあやのんという存在。

そして、ただ顔立ちや雰囲気等が似ているだけでなく、ユニットで活動する上でのバックグラウンドまで近いとなると、栞菜ヲタの自分があやのんに興味を持つのも偶然じゃなくて「必然」といえるかも。個人的には、やっぱりあやのんこそ大事なキーパーソンだと思うので、あやのんには栞菜が℃-uteでできなかったこともぜひ成し遂げてほしいと思います。


昨日のライブ全体を振り返ると、(自分が参戦してない)今のキッズ合コンはもちろん、会場のキャパが小さい分むしろ3年半前のベリキュー合コンよりも「熱い」ライブになったと感じました。特に昼アンコールの「ヤングDAYS!!」では自身初のトレインを、それも近隣のポッシヲタと一緒にやり遂げたのがものすごく熱かったです。また夜(アップアップガールズ(仮)が先)は冒頭の「ロマンティック 浮かれモード」のイントロが流れると同時に客席全体で何かのスイッチが入り、初っぱなからテンションMAXという状態でした。

最近は色々とあってなかなか濃密なライブを経験する機会がありませんが、昨日はポッシボーの曲の大半を知らなかったにもかかわらず、公演全体としてとにかく熱かった! 正直、こんなに熱いライブを体感したのも久々という感じ。ポッシボーアップアップガールズ(仮)も双方のヲタも色々と得たものが多かったと思うので、ぜひもう1回VSライブをやってほしいと思いました。