紺野あさ美と嗣永桃子の相似形

昨夜放送された文化放送Berryz工房 嗣永桃子のぷりぷりプリンセス」において、嗣永桃子さんから突如「大学に進学しました」等と発表があったということで、昨夜から一部で大騒ぎになっているみたいです。特に当の桃ヲタに与えた衝撃は非常に大きいようです。

確かに、桃子に対する普段のイメージからすると、桃子が大学進学等とは到底想像しがたい事実のように思えます。現ハロメンで桃子の同級生にあたる清水佐紀矢島舞美真野恵里菜の3名はそれぞれ大学進学を断念したことを公にしているので、その中で桃子だけ大学進学というのは、当の桃ヲタが唖然とするのも無理はないでしょう。

過去にはアヤカさんが上智大学比較文化学部に在籍するなど、何人か大学生のハロメンがいましたが、正規の現ハロメン25名の中で大学生なのは桃子一人だけ(ハロプロエッグには現ハロメンの誰よりも年上な大学院生もいるが)。当然、Berryz工房Buono!・ソロ等での芸能活動と学業の兼ね合いが大変になることが見込まれますが、芸能活動と両立させながら大学に進んだ桃子ならきっと乗り越えてくれるだろうと思います。


さて、桃子の大学進学発表があった昨夜からちょうど4年前の2006年4月28日には、個人的に決して忘れることのできない重大発表がありました。それは、当時娘。に在籍していた紺野あさ美さんが大学進学を目指して娘。とハロプロを卒業とすると発表されたこと。

あれから4年、奇しくもパーソナルカラーが同じピンクなこんこんと桃子が、ちょうど同じ日に「大学進学」を発表したということは、偶然の一致で片付けるにはちょっと事が大きいような気がします。


4年前の昨日、当然こんこんがガチガチの一推しだった自分はあの重大発表を知って愕然としました。そして冷静になって考えると、外見に似合わず頑固一徹なこんこんらしいやり方だなとも思いました。普通の感覚だったら、当時娘。として一定のポジションを確保していたのを投げ捨てて、「自分の夢」を目指してあえて茨の道に進むような発想は考えにくいです。

あの日から4年間、この間には引退中にも関わらず合格発表があったり、大学入学から2ヶ月でハロプロ復帰があったりと色々なことがあった中、こんこんは基本的に学業最優先なのでライブ等で会う機会は数少ないですが、それでも今でも自分の一推しはあくまでもこんこんです。そして、そんなこんこんも今春からついに最終学年を迎えました。


各種情報を総合すると、桃子が大学進学を考えていたのは高1・高2あたりからとのこと。桃子の高1の時期は、ちょうどこんこんがハロプロに復帰した時期と重なります。そう考えると、こんこんの大学進学が桃子に与えた影響は決して小さくないのでは?と思います。

Berryz工房等として芸能活動をしながら「子供が好きだから小学校か幼稚園の先生になりたい」と自分の夢を見つけ出した桃子。こんこんの夢(注:こんこんから公にされたことは未だにない)と同様、桃子の夢も相応の学歴を必要とします。ハロプロキッズとして活動を始めてから今年で8年になる桃子も、芸能活動をしながら「自分の夢」を見つけ出したのですね。

この話題に触れるために某所をチェックしたところ、過去のポケモーQ&Aにこんな回答があったのですね。

  • ハロプロの中で家庭教師になってほしい人は誰ですか?また何を教えてもらいたいですか?(2008/9/25)
    • 嗣永桃子の回答:紺野さん☆ 全教科びっしり教えてもらいたいです。とくに英語(汗; で、勉強後においし〜いスイーツを一緒に食べたいです♪

まあ、英語が苦手と公言しているこんこんに英語を教わるのはどうかと思いますが(爆)当時高2だった桃子がこんな回答をしたことを今振り返ると「高1・高2あたりから大学進学を考えていた」のも納得できそう。

夢の実現のために娘。を卒業することで学業最優先で行くことができたこんこんと違い、桃子はBerryz工房Buono!と縛りが多くて両立のハードルは却って高いと思います。でも、上でも書いたように高校時代も両立させて大学進学にこぎつけたのだから、きっと大学生活と芸能活動を両立させてくれるだろうと期待しています。


これも某所にありましたが、桃子のデビュー作にして物語上の主役も務めた映画「仔犬ダンの物語」(2002年上映)にて、慣れない土地で道に迷う森下真生(桃子)が松下かなえ(こんこん)に道を聞くシーン(唯一のこんこん出演場面でもある)も、なんだか今回の桃子大学進学を想定させてしまいます。

あれからもう8年、こんこんと桃子の間に意外な相似形があることを改めて感じさせます。