東京厚生年金会館来年3月末で閉館

昨日・今日の娘。紺に出かけた方はご存じかもしれませんが、東京厚生年金会館は来年3月末をもって49年間の歴史に幕を閉じることになりました。

東京厚生年金会館に限らず、他の厚生年金会館等の厚生年金福祉施設には、その建設や運営等に我々が支払っている保険料等が使われていますが、なにぶん官僚の天下り先が運営していたため赤字続きで保険料の無駄遣いと言われてきました。そこで、国民年金政府管掌健康保険の同様の施設とともに原則として来年9月末までに廃止または売却ということになりました。

既に東京厚生年金会館の売却についても(貼り紙の発行日でもある)12/1付で入札公告が出ていて、2/12入札予定(最低売却価格は95億円)。建物も築50年近いので民間に売却されると解体は必至で、ホール機能が残るにしても長期間待たなければなりません。

こういう話は年金福祉施設以外(主に厚生労働省系の施設)でもあり、例えば中野サンプラザ(元は雇用保険料が使われた勤労者福祉施設)も地元・中野区の第三セクターに約53億円で2004年に売却されたばかり。その中野サンプラザも築36年で今後の先行きが不透明。

大阪では大阪厚生年金会館の閉館(来年3月末)等でホール不足が深刻化して一部が神戸に逃げざるをえない状態ですが、この分だと東京でもホール不足の事態が起きそうな予感がします。


さて、自分が初めて東京厚生年金会館の大ホールに入ったのは「乙女塾祭り」。当時は乙女塾出身の「ribbon」を強く応援していました。そのribbonの(結果的には)最後のライブもここで行われ、平日なのに自分も休みをとってライブを満喫しました。

その後しばらく東京厚生年金会館から遠ざかっていましたが、ハロヲタになってからは何度も足を運んでいます。娘。、後藤真希安倍なつみ松浦亜弥美勇伝℃-uteBuono!真野恵里菜等のコンサやイベントに足を運び、間違いなく自分のハロヲタライフの中でも重要なスポットとなっています。

正直、ステージと客席の間が離れていたり、1階席後方の天井がやたらに低かったり、待機スペースがなかったり等とホール自体の使い勝手はイマイチですが、いざ閉館となるとやはり寂しいものがあります。副都心線が開業して個人的に行きやすくなった矢先だけに、余計にそう思います。

3月末の閉館までに、20日Buono!ライブも含め、あと何回東京厚生年金会館に行けるのだろうか?